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足首が硬い患者さん(足首がくびれていない!)

更新日:2月20日


日常診療で「足首が私くびれていないんです」と言われることや、足首が異常に硬い方を見かけます。今日はこのことについてのお話。


このようなケースは内科も通じるところがあり内科では足の「むくみ、突っ張っている、冷えるという」訴えで来院される方が多いです。


浮腫に関しては一般的にpitting edemaといって指で押して跡が残る所見があれば心臓や、腎臓、肝臓の問題、静脈瘤や血栓などを疑うのが一般的ですが、大体はそういう所見(pitting edema)がないことが多いです。


ない場合は甲状腺の疾患を疑うことが多いですが、当然これもかなりレアケースなのでほとんどありません。


で、大体血液検査して何も異常なく。

内臓の病気はありませんね・・・・・で終わります。


大体の病院での対応は、経過観察、とりあえず浮腫とる薬(利尿薬)や漢方薬(五苓散)処方されると思います。


こういうケースでは骨格のバランスという視点はすっぽり抜けていることが問題です。


一つのケースではありますが、足首のくびれがない場合は足の全体の位置が後方にずり下がっており足首周りの皮膚がダブついている(傘を例にあげると開くとピンと張るがが、たたむとふにゃふにゃになる、つまり体でいうと骨格の位置関係が良くないということ)

もしくは、ふくらはぎの筋肉が癒着を起こしているパターンが見受けられます。


当院でもそのパターンの場合は筋膜リリース注射や適切なストレッチで関節可動域の改善や、硬さを治療していることがあります(注射が効果的だと、注射したその場から動くようになります。)


確認方法は簡単で

 踵の骨(踵骨・距骨)引っ張り、足関節の中間位にしてみて足首くびれる

(やるなら必ず医師がやってください)

これが確認できればそれで診断終了です。


こういったことを引き起こしている原因としては、今までの捻挫後遺症もしくは捻挫の治療を適切に行なってこなかったせいで足関節が不安定なっている可能性。また、ふくらはぎや太ももの裏の筋肉が硬いまま放置している。もしくは寝ている時、座っている時などに、足関節が背屈(足先が上を向く)ではなく、底屈(爪先立ち)になっているような状態が続くことによりふくらはぎの筋肉が短縮してしまっている。このようなことが考えられます。


癒着が原因→注射したそばから足関節がよく動くようになります。

筋肉の拘縮→適切なストレッチをすることにより徐々に良くなります。

足関節が不安定→ふくらはぎの癒着や拘縮をとった上でサポータなどで固定した方が良いです。


これらは単独で起こるのではなく、大腿複合的に起きています。


筋肉の拘縮だけであれば日常生活で自然に改善するため、大腿は癒着や捻挫後遺症が合併していることがあります。


まあ何が言いたいかというと、見る人が見れば、余計な血液検査とかする必要もなく医療費の削減になるかなと思った次第です。でも今の訴訟事情など考えると検査せざるおえないというのが実情でしょうか。


以下の人は足関節が硬く、足首がくびれてなく、足関節が硬い印象。


横になっている時に足が底屈している人(程度によりますが、力を入れずに足先が上向いている方が良いです)

足関節を背屈するのが大変な人

で、足むくんでるな〜、くびれないな〜と思っている方はこれが原因かもしれませんよ!



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