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乃木坂YMクリニック

スポーツ症例
20代男性:ウエイトリフティング選手

治療前

治療後

比較画像(上記定点写真を重ねたもの、倍率調節なし)
スクワット時に左大腿部の疼痛があり練習できない、パフォーマンスが出せない病院受診やマッサージなどしても改善しないため受診。
筋膜リリース注射(生理食塩水のみ)にて骨格矯正。骨盤位置異常及び肩甲骨可動域不良を修正。治療時間は1時間。
写真はデッドリフト時の屈伸運動をしてもらった時の、最大に腰を落とした時の写真の比較です。治療前の写真は下半身に対して上半身が前方に傾いており、股関節の左右さ及び、腰椎の可動性不良、骨盤可動性不良に伴いお尻を落としきれない状態から
骨盤をニュートラルな状態に修正し骨盤周囲の可動性及び、脊椎の可動性の向上が良い姿勢の獲得の要因になっていると考えられる。
重量を引き上げる時に下半し及び骨盤腰椎部の余裕ができるため、腰椎構造に合わないベクトルの過剰負荷による腰椎の怪我及び、腰部周囲の筋損傷及び、下半身から上半身への力の伝達の向上が期待で決まると考えます。

治療前

治療後
画像の大きさ倍率調節なし
まとめ:
日々の練習や、日常生活に伴い、体の筋骨格のバランスは崩れるものですが、怪我をしてしまうと負のサイクルに入りに抜け出せなくなります。
骨格を矯正し、怪我をした筋肉、腱などに負荷がかからないような状態を維持することにより徐々に正常な体を戻し、また無理のできる体へと回復することが期待できると考えます。
当患者様は1ヶ月1回骨格のメンテナンスをしており適宜問題点を解消し、徐々に損傷部位が回復されています。(まだ完全ではないが当初の疼痛部位に痛みは感じなくなっていると感想をいただいていることより)
次の写真はスクワット時の動画を3コマ送りの画像を抽出し、重ねて表示したものです。しゃがみ込んだ状態から立ち上がる軌跡を表しています。
治療前は体幹の軌跡が弯曲しているのに対して、治療後は垂直の軌跡を辿っています。
治療前は左股関節の硬さ、痛さを感じていたため左側の股関節、膝関節、足関節の軸を合わせて痛みを軽減するために上半身が左傾きながら起き上がっています。
それに対して、治療後は体幹の軌跡が垂直であることから、左股関節の不安定性が改善しており、股関節から足関節までの力の伝達が改善し垂直に上体を起こすことができています。
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